進撃の科学in厚別2025~科学で遊べ!学べ!つながれ!~

11月2日(日) ひばりが丘小学校体育館にて「進撃の科学in厚別2025~科学で遊べ!学べ!つながれ!~」が開催されました。当日は、厚別区内の小・中学校の児童・生徒・保護者をはじめ、教職員の方々や他区の区P連役員の方々など約400名が来場し、体育館は笑顔と歓声に包まれ、終始にぎわいを見せました。

この企画は、子どもたちが科学を体験しながら楽しく学び、親子で学ぶ喜びを共有することを目的とした親子参加型のイベントで、大学生や高校生が講師となり、身近な素材や現象を通して科学の面白さを伝えていただきました。来場者は自由に出入りしながら、5つのブースをめぐって実験を楽しんでいました。

1.公立千歳科学技術大学 理科工房

偏光フィルムを使った万華鏡づくりや半導体の光通信体験などを理科工房の学生さん達が丁寧に子どもたちに教えてくださいました。

2.札幌啓成高等学校 科学部

紙コップを使った紙コップターづくりや音の実験など、身近な素材で楽しむサイエンスを紹介。

3.立命館慶祥中学校・高等学校 科学部

使い捨てカイロを自分で作る化学実験や、真空ポンプを使った「真空のマジック体験」を実演していただき、使い捨てカイロのブースは大人気で長蛇の列でした。

4.札幌日本大学高等学校 科学部

「宇宙と地球のふしぎ発見ラボ」と「自然と生き物ふしぎ発見ラボ」と題し、天体望遠鏡体験や、顕微鏡観察、ヒグマの毛皮展示などを展開し会場の中で最も大きなブースでしたが子どもたちが途切れることなく大盛況となりました。

5.札幌地方自動車整備振興会によるミニ四駆を走らせるコーナー

ミニ四駆を使って車の基本構造を学び、実際にミニ四駆を組み立てて走らせるコーナーを設置していただきました。こちらは昨年度、「お仕事体験フェス」でも大盛況だったということで今年もお願いして、ミニ四駆を事前に準備する上で参加者を予約制にしたところ、あっという間に満席となり、参加した子どもたちも大興奮でした。

お子さんが楽しそうにしている姿を撮影する保護者さんの笑顔もたくさん見られました。

今回の「進撃の科学」は、5つの参加団体の皆様の熱意とご協力により実現いたしました。それぞれの専門分野を活かした魅力あふれる実験・展示を企画・準備いただき、子どもたちにとって忘れられない体験を届けてくださいました。ブースの出展にご協力いただいた各学校の学生・生徒、自動車振興会の皆さんに心より感謝申し上げます。

私たち厚別区PTA連合会のメンバーはこのように毎年さまざまな企画を検討し、実現に向けて活動しています。今回の企画も例年のサイエンス事業の中では0からのスタートでしたので、反省点や改善点など多く見受けられましたが、このスタートをきっかけに次年度はさらに子どもたちや保護者の方々を笑顔にできる企画を実現してまいります。