新事業、開催まで1か月!!

中学生のためのお仕事体験フェス

7/22(土)@ひばりが丘小体育館

【担当、浅井副会長の新事業にかける想い】

このイベントは、10校の上級学校を集め、小学校の体育館をお借りして、なるべく多くのお仕事に触れてもらえるように運営を心掛けております。
私は、全ての物事は、経験が一番大事であると、この年齢になってやっと気が付きました。
1人で座学の勉強をする時、人間の五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)のうち、視覚と触覚の2つの感覚を使っています。
学校で勉強をする時には、聴覚も使っています。つまり、学校で勉強をするほうが、情報量は多いことになります。
また、他のクラスメートの発言を聞いたり、自分の考えとの違いを知ったりと、自分と他人を比べる事で、多くの発見があります。
子どもの内には、五感で感じられる情報量は、多ければ多いほど良いのです。
これに対し、最近ではインターネットで情報を調べて、これが全てであると思ってしまうことが多くなりました。インターネットは、視覚しか使っていません。Youtubeを見たとしても、視覚と聴覚しか使っていないのです。しかも、得る情報は「平面」です「立体」では無いのです。

五感で感じて、得たものは経験になります。人間は、経験を積んで「わかる」から「できる」ようになって、成長していく生き物なのです。

私は、服飾の専門学校の教員をやっています。服つくりは、まさにこのサイクルです。
洋服の設計図であるパターンというものがあります。私は、パターンとは何か、パターンの必要性や、パターンの事柄について、細かく説明をすることができます。この業界で働いて15年もいますので、かなりのことは分かっています。
しかし、私はパターンを引くことができません。設計図を書くことができないのです。

パターンのことは分かってはいますが、パターンを引くことが出来ないのです。
この違いを分かっていない人が、あまりにも多すぎる。

先生!私、将来、漫画家になりたい!
先生!僕、イースポーツの選手になりたい!
先生!私、野球選手になりたい!

という子どもたちの夢を、どのように受け止めたら良いのでしょうか?
私は、漫画を描いたことも無ければ、ゲームもあまりやらず、野球もそもそも興味の無い人間なのに、子どもたちの夢を、どのように受け止めたら良いのでしょうか?

それは、自分の経験を最大限に豊かにすることだと気が付いたのです。経験が大事だと。
本屋に行き、初めてのデッサンという本を買い、20時間はやってみる。
FPSゲームをパソコンに入れて、体験してみる。
キャッチボールに挑戦してみる。
まずは、自分がやって、経験してみることが大切。

子どもたちは、そんな大人の背中を見ています。
大人でも分からない事があれば、一緒に挑戦して、経験してくれる人が傍にいる。
こんなに素晴らしい環境は無いのです。

経験は何物にも勝る、というコンセプトの基で、お仕事体験フェスと名付けて開催させて頂きます。

体験をしてくれる上級学校さんは、私のこの思いを受け取ってくれており、楽しくて、満腹感の有るお仕事体験の内容を用意してくれております。
ぜひ、参加を促していただければ幸いです。

ご参加、心よりお待ちしております。